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ウルトラポータブルMacノート最新情報(総まとめ)【UPDATE】名称はMacBook Airに?

開催が間近に迫っているMacworldでの最注目事項のひとつ ー 現地時間2008年1月15日(火曜)午前9時(日本時間16日午前2時)、モスコーニセンターで行なわれるAppleスティーブ・ジョブズCEOの基調講演で発表が確実視されている「ウルトラポータブルMacノート」。そのスペックやデザインなどについては一切公式には明らかになっていませんが、さまざまなメディアやアナリストたちがここ数ヶ月間(いや数年間と言った方がいいかも)、予想やリーク、単なる噂、ゴシップ(に近い情報)などを繰り広げてきました。Tsugawa.Tvでは、これらの情報や憶測の内容の推移をまとめることで、数日後には世界中の注目を浴びるであろう「ウルトラポータブルMacノート」に迫ってみたいと思います。

  • 11/12 2007 AppleInsiderLEDバックライト付き13インチスクリーンを搭載し、重量は「MacBook Pro」15インチモデルより50%軽く、ストレージには、ハードディスクドライブの代わりにフラッシュメモリを採用、光学式ディスクドライブを搭載しないようだと伝える。
  • 12/1 2007 Piper Jaffray ジーン・マンスター氏 – Macworldにおいて「ウルトラポータブル Macノート」が発表される確率を75%から85%に引き上げる。
  • 12/7 2007 CNBC – 「Macbook Pro」に比べて厚さも重さも半分で、12インチのスクリーンとハードディスクドライブに代わりフラッシュメモリドライブを搭載、価格は現在の13.3インチ「Macbook」のブラックモデルと同じ1,500ドル程度になるだろうと伝える。
  • 12/17 2007 UBS ベン・レイツェス氏 – 「iPhone」に見られるようなタッチスクリーン・テクノロジが搭載され、価格は1,500ドル程度に設定されるだろうと伝える。
  • 12/18 2007 Piper Jaffray ジーン・マンスター氏 – 11〜13インチのスクリーンを搭載、価格設定はエントリーモデルの「MacBook」1,099ドル 〜 同「MacBook Pro」1,999ドルの間、64GBフラッシュドライブ搭載、「iPhone」や「iPod touch」に見られるようなタッチスクリーン・テクノロジが採用されるかもしれないと伝える。
  • 12/22 2007 ブルームバーグ13インチのスクリーンを搭載したサブノートマシンまたはウルトラポータブルマシンを予想。
  • 12/30 2007 (番外) Reg HardwareヒップホップミュージシャンJust Blazeが、Appleのクリスマスパーティでパフォーマンスをしギャラとして1台のウルトラポータブルMacノートの提供を約束される。
  • 1/1 2008 Mac Rumorsサイズ縮小のため光学ディスクドライブを搭載せず、取り外しが可能な外付の光学式ディスクドライブが付属、高度なマルチタッチ入力機能が加わるかもしれないと伝える。
  • 1/3 2008 GizmodoAppleが2006年に出願した特許を元にディスプレイとドッキング・ステーションが一体になった「iMac」形状のマシンを取り上げ、ドッキング・ステーションのサイドからスライドして挿入される「ウルトラポータブルMacノート」登場の可能性を伝える。
  • 1/4 2008 American Technology Researchアナリスト – NANDフラッシュドライブを採用、長時間駆動や安定性、軽量化を実現し、「MacBook mini」や「MacBook slim」といったネーミングになる可能性があると指摘。
  • 1/6 2008 Mac Rumors以前Appleが特許申請している多機能なワイド・タッチパッドを導入したデザインが非常に説得力があると伝える。
  • 1/11 2008 VALLEYWAG高速無線MANであるIEEE 802.16規格の「WiMAX」採用の可能性を60%の確率として伝える。
  • 1/12 2008 Mac Rumorsサブノートマシンではなくまたプロ向けでもない(消費者向け)スリムマシンという捉え方で、13.3インチのスクリーンを搭載し、外付の光学式ディスクドライブが付属。「MacBook Air」と呼ばれる可能性(Macworldのキャッチコピー「There’s something in the air」が示唆)があるとのこと。
  • 【UPDATE】1/14 2008 9 to 5 Macインスタントメッセンジャー「Adium」の利用ログ・レポート(2008年第2週)に「MacBook Air」という名前が掲載されているのを発見したと伝え、「MacBook Air」と呼ばれる可能性が高まる。

Macユーザのみならず世界中が注目し待ち望んでいた「ウルトラポータブルMacノート」。スティーブ・ジョブズCEOの基調講演でおなじみとなった「One more thing…」で登場すると盛り上がること間違いないですよね。
これまでのさまざまな情報をまとめてみると、(1)NANDフラッシュドライブ採用、(2)薄く軽量で長時間のバッテリ駆動を実現、(3)外付けの光学式ディスクドライブが付属、(4)13インチのLEDバックライト付きスクリーン搭載、(5)ワイドタッチ・トラックパッド導入、(6)もしかしたら(a)新しい無線ネットワーク「WiMAX」採用、(b)タッチスクリーンテクノロジが搭載、(c)ドッキング機器との接続が可能になる、などの点がポイントとして挙げられ、(1)〜(5)については実現される可能性が高いと言えます。もしこれらの機能がすべて搭載・採用されれば、価格にもよりますが、相当な売れ行きになるのではないかとも推測されます。