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Apple株価120ドル台にまで下落

Appleの株価が下げ止まらないです。1月25日(米現地時間)、米NASDAQ市場での時間外取引で、ついに同社株価が130ドルを割り込みました。120ドル台に落ち込むのはおよそ半年ぶり。2008年に年が変わって以来同社の株価は下落一方で、2007年末には200ドルを超えていた株価も、1月の株価チャートでは見事な下降スロープを描いてしまいました。

【Tsugawa.Tv’s Vision】
Appleは、今週火曜日1月22日に、2008年度第1四半期(2007年10〜12月期)の決算を発表しました。Apple社史上過去最高となる売上高と純利益を発表したのです。
Appleのスティーブ・ジョブズCEO(最高経営責任者)は、

Apple社史上過去最高となる売上高と純利益を発表できてたいへんうれしく思っています。「MacBook Air」や「Mac Pro」、「iTunes ムービーレンタル」などを今年のスタートわずか2週間内で発表しているように、Appleは2008年もさらに強力な製品やサービスを提供していきます。

と述べました。部分的に見ると2007年以上の強力な勢いを感じます。
しかし、同時にオッペンハイマーCFO(最高財務責任者)が、1〜3月期の業績見通しについて、市場アナリストの予想を大幅に下回る数値を表明したため同日の時間外取引で一気に-11.38%も下落しました。このほかにも「iPod」の出荷台数の減衰や「iPhone」の在庫問題などに起因して現在の株価の下落を招いていると推測されます。
ある証券アナリストは昨年12月27日にAppleが史上最高値(202.96ドル)を記録した時に、Appleの株価が今後18ヶ月以内には600ドルに達すると予想していました。600じゃなくて60じゃ嫌だよ・・。