Tsugawa.TV

チャイナ・モバイル – 中国での「iPhone」は3Gではなく2Gを導入?

先週、Appleと中国最大の通信キャリアであるチャイナ・モバイル(中国移動)が、中国国内における「iPhone 3G」発売に関して、両社は最大の難関を突破し、今後は実用的な問題に焦点を当てて話し合うと伝えられたばかりですが、IBTimesでは、30日の中国メディア報道によると、中国通信コンサルティング会社である万方コンサルト(WanFang Consult) のディレクター付亮氏が

チャイナ・モバイル(中国移動)が「iPhone」を中国市場に導入する場合、3G版ではなく、2G版となる可能性が大きい

とコメントしたと伝えています。
同氏はその理由として、「TD規格」が中国独自の3G規格であるため、Appleが「TD—SCDMA」規格に適う「iPhone 3G」を開発する可能性は少ないと言及、中国移動の2G規格はヨーロッパやアジアを中心に100ヶ国以上で利用されている「GSM」であると指摘したそうです。
さらに、中国における「iPhone」発売は、チャイナ・モバイルの方が、同国第2位の通信キャリアであるチャイナ・ユニコム(中国聯通)より可能性が高いそうです。
Appleのスティーブ・ジョブズCEOは、年内には中国とロシアにおいて「iPhone」を提供するとコメントしていました。