Reutersでは、Appleの「iTunes」が独占するデジタルミュージック市場において、オンラインデジタルミュージック販売Rhapsodyが、Appleの「iPod」と(以前のように)競合するのではなく融和しながら、Yahoo!*やVerizon Wirelessなどの協力のもと、「iTunes」に挑戦状を叩き付けていると伝えています。
同社の曲は「iPod」でも聴けるMP3フォーマット+デジタル著作権管理(DRM)フリーで販売され、Verizon Wireless社経由で携帯電話からも購入可能になるほか、MTVのサイトやFacebookアプリケーションiLikeなどのミュージックストアの運営も併せて行なうそうです。
同社は「無制限の音楽 (Music Without Limits) 」を販売手法に掲げて、5,000万ドル規模のビジネスモデルを想定しており、全米で70%以上のシェアを誇る「iTunes」に真正面から挑む格好です。
(*Yahoo!は今年に入って定額制の音楽サービスをRhapsodyに売却しています。)