MacRumorsでは、Tom’s Hardwareの行なったテストによると、ノートパソコンのハードドライブに、フラッシュメモリベースのSolid State Drives (SSD) を使用した場合、一般的なHDDより通常伸びるとされるバッテリ駆動時間が、逆に短くなったという報告をしていると伝えています。
これによると、通常のHDDは、ピーク電力消費量に達しないで常時低パワー状態にあるのに対して、SSDは省電力メカニズムが無いと、アクティブか休止かのどちらかの状態になるからだと説明されています。
Macノートで現在SSDが採用されているのは「MacBook Air」の1モデルですが、以前行われたある調査では、「MacBook Air」のHDDタイプのバッテリ駆動時間2時間30分に対して、SSDタイプは2時間52分となり、わずかなアドバンテージを示すに過ぎませんでした。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
HDDとSSDモデルのバッテリ駆動時間の差はほとんど無いというのは以前から指摘されていました。
SSDの最大のメリットは、モーターや磁気ヘッドなどの可動部が不要で、耐衝撃性が非常に高くデータが壊れにくい点だと思います。その他、データの断片化が起きないことやランダムリード/ライトが優れているため体感速度が優れている点などがよく挙げられます。