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「iPhone 3G」アジアでは一部苦戦も

AFP通信では、Appleが今週発売を開始する「iPhone 3G」について、アジア地域でもAppleのブランドは強い力を持っており、多くのアナリストがアジアの携帯市場での成功に言及する一方で、この地域ではいくつかの不安要素もあると伝えています。

これによると、いくつかの国ではロック解除された「iPhone」が既に出回っているため目新しさは無く、また、国によっては価格が他の携帯電話サービスよりも高価で、しかも販売キャリアが限定されるなどの問題があると指摘されています。
日本では、「iPhone 3G」より多機能な携帯電話が既に多く発売されているため厳しい競争にさらされるだろうとし、また、フィリピン(発売日未定)では、テキストメッセージが中心なので、レガシーなボタン付き携帯が好まれており、1日2ドルで生活する人たちにとってはあまりにも高価だと指摘しています。
インパクトがあり過ぎて一時的に多くの人が「iPhone」を持つようになると、「iPhone」が特別なガジェットでなくなるので、それはそれで問題であるとも伝えています。