AppleInsiderでは、カナダの「iPhone」販売キャリア Rogers Communications の発表した「iPhone 3G」料金プランが割高なため、Appleが同社への初期出荷分の相当量をヨーロッパへの供給に充てるようだと伝えています。
これは、ブロガーのDaniel Smith氏が、Rogers上級職者を含むいくつかの情報を元に伝えたもので、さらには、Rogers各店舗には10〜20台程度の「iPhone 3G」しか届かず、発売日に十分な在庫があると約束しないよう通達を出しているとの噂もあり、また、当初予想された押し寄せる顧客をさばくためのパートタイマーを解雇したとも言及されています。
Rogersの通話/データプランは60ドルから115ドルの4種類が用意されており、一番安いプランだとデータ転送量が400MBで、150分の通話料が含まれていますが、噂されたような無制限データプランは含まれておらず、さらには、無料通話分も米AT&Tと同等のプランと比較して3分の1に過ぎません。
AppleもRogersもこの件に関してコメントを控えていますが、約42,000人の見込み客がRogersの料金プランに不満を持ち「No」を突きつけており、Rogersもこの動きに対して、通話料金やデータ通信体系を修正しようとする動きもあるようです。