Appleは、2008年9月9日、App Store(アップ・ストア)からのアプリケーションダウンロード数が、2008年7月11日の開始以来、わずか2ヶ月足らずで累計1億本を超えたと発表しましたが、AppleInsiderによると、もしこのペースが維持されるなら、2009年中には10億ダウンロードを超えて、売上も10億ドルに達するだろうと指摘しています。ちなみに、iTunes Storeでの音楽販売においては、10億曲に達するのに2年以上掛かっており、今後、「iPhone」が、ロシアや中国のような巨大なマーケットに進出すれば、ダウンロード率の更なる上昇も予想されます。
ただし、iTunesミュージックの販売数が頭落ちという訳ではなく、10億曲達成以降は年に2倍のハイペースで伸びており、今や全米第1位の音楽小売業者でもあります。
Appleの競合会社となるNokiaやGoogleのAndroid、MicrosoftのSkymarketも同様のストアを展開したり参入計画を立てたりしていますが、App Storeは早期に成功を収めることで既にある程度のアドバンテージを築いているといえそうです。