米投資調査会社Changewaveによる消費者動向の最新調査によると、米消費者の電化製品への支出計画が低くなるなかで、「Mac」購入予定者の伸びが著しくアップしているそうです(via AppleInsider)。
これによると、今後90日間に、電化製品への支出をより多く考えている消費者はわずか15%にとどまり、支出を抑えると回答した34%に大きく水を開けられています。その差は-19ポイントで、1年前と比較して13ポイント低くなっているそうです。
このような状況のなか、新学期前のオンラインショッピングにおいて、Apple.comを通じ、昨年より多くの買い物をすると答えたのは8%にのぼり、しないと回答した4%を大きく上回って、Appleは疑いなく勝者だと指摘されています。
一方で、PC全体への購買意欲は低いままで、今後90日間にラップトップ型マシンの購入を計画しているのは8%、デスクトップ型は5%となり1年前と比べ2ポイント減少しています。
パソコンメーカー別に見ると、ラップトップ型購入予定者のうちの34%が、デスクトップ型は30%の人がApple製品(Mac)の購入計画を立てています。
これは2年前の2倍近くになる数字であり、米国での消費者調査予想でいえば、Appleは、Dell(ラップトップ28%/デスクトップ28%)やHP(ラップトップ20%/デスクトップ17%)を大きく上回っています。
さらに、「iPhone 3G」の所有者のうち17%は、「iPhone」を使用した経験をもとに、Appleのパソコンを購入したいと答えており、購入しないだろうと回答した1%を大きく上回る結果になっており、「iPhone」のハロー効果も大きく作用しているようです。