MacRumorsは、NY Timesのブログ記事で、Appleが「iPhone」向けにARMプロセッサを独自に開発しているとレポートしていると伝えています。
Appleは今年に入って、低電力チップの設計会社P.A. Semiを約300億円で買収していることから、Apple自身がプロセッサアーキテクチャの設計に何らかの関与を示すのではないかと注目されており、実際、同社のチップを「iPhone / iPod touch」に搭載するという計画をほのめかすこともありました。
現行の「iPhone」には複数のARMプロセッサが搭載されていますが、AppleがARMプロセッサのアーキテクチャライセンスを取得して、独自の技術開発でチップを設計すれば、プロジェクト全体の設計をコントロールしやすくなる上、コスト削減や市場での競争力において有利な立場を築けそうだともいえます。