Appleから、「Mac OS X 10.5 Leopard」の最新版「Mac OS X 10.5.5」がリリースされています。OS Xの「Software Update」経由またはAppleのウェブサイトから入手可能になっています(316MB)。
この「10.5.5アップデート」は、すべての「Mac OS X 10.5 Leopard」ユーザに推奨されており、Macの安定性、互換性、およびセキュリティを向上させるオペレーティングシステムの全般的な修正が含まれています。アップデータ内容の詳細はこちら、セキュリティアップデートについてはこちらを各々参照。
今回の10.5.5アップデートにより、以下に挙げる多くの修正が行なわれます。
- 「MacBook Air」でのビデオ再生、プロセッサコアのアイドリングおよびリモートディスク共有が不安定になる問題を修正
- 予期せずに電源が入っていたMacの問題を解決
- テキストエディットにおけるカラーパレットの動作の安定性を修正
- Spotlightのインデックスパフォーマンスの向上
- PalmOSデバイスとの正確なシンクの問題点を解決
- 「iPhone」と、iCal、アドレスブックとの同期の信頼性向上
- Active Directoryへの改良
- スピーチディクショナリーの改善
- Kerberos(ケルベロス)認証の問題を修正
- MobileMeの同期および「どこでも My Mac(Back to My Mac)」の信頼性向上
- Time CapsuleでのTime Machineの信頼性向上
なお、併せて、Tiger(Mac OS X 10.4)向けにも「Security Update 2008-006」がリリースされており、「Software Update」経由またはAppleのウェブサイトから入手可能になっています。