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「iPhone売れていない」はホント?

IT-PLUSでは、iPhone 3Gの販売台数が20万台にも届かず「iPhone 3G失速」というメディア報道が相次いでいるなかで、実際は発売当初の勢いは無いもののコンスタントに売れており、発売翌週から9月8日の週までの間、ソフトバンクモバイル端末の中では1位をキープしていると伝えています。
ただ、当初の予想を下回る売れ行きについては、

発売直後の品不足が痛手だったように思う。あのタイミングでしっかりと在庫を確保していれば、もう少し伸びは期待できた

というように、発売開始直後、3週間程度続いた供給不足が、爆発的なヒットへの足かせになったのかもしれません。

一方で、今年の夏商戦は、消費者の需要落ち込みが特に激しかったという側面もあるほか、既にソフトバンクモバイルに加入しているユーザは、割賦支払い中でiPhone 3Gへの機種変更の際に、違約金が生じるので断念したという声もあるようです。
そんななか、「iPod touch」の売れ行きが好調のようで、機種変更の断念組や毎月の通信費節約組が後押ししていることが要因として挙がっています。
今後の「iPhone 3G」の売れ行き見通しについて、キラーアプリの登場で一転することもあり、法人向けサービスの充実や息の長い製品である点など考慮すれば、「売れない」と判断するのはまだ早いようだとしています。