ITmediaでは、米Cisco Systemsが、9月19日、オープンソースのIM(インスタントメッセージング)ソフトウェア開発である米Jabberを買収すると発表したと伝えています。
同社のIMは、XMPP(eXtensible Messaging and Presence Protocol)と呼ばれるXML形式のプロトコルを採用しており、Microsoft Office Communications Server、IBM Sametime、AIM(AOL)、Google Talk、Yahoo! Messenger、AppleのiChatなどのIMと統合可能で、クロスプラットフォームでのシステム構築を展開できます。
Ciscoは自社のコラボレーション事業で、WebEx ConnectやCisco Unified CommunicationsなどにabberのIM機能を統合する計画だとのこと。
買収は2008年後半に完了する予定で、買収金額等は明かされていません。
先日発表されたBusinessWeekとInterbrandによるブランド価値ランキングでは、Ciscoは17位にランキングされています。Appleは24位でした。