自宅でのアクティベートが可能となり、契約の縛り無しで割引前のロック解除「iPhone」が販売される可能性があると伝えられていた件で、AppleInsiderでは、Apple Storeの端末で確認された「Home」アクティベート・オプションは、自宅で事前資格審査を行う販売形式を意味しており、割引前のロック解除iPhoneが販売されることではないようだと伝えています。
Apple直営店の従業員の話として、「iPhone 3G」のアクティベーションプロセスで、新しい「iPhone 3G」の価格は最初299ドルまたは399ドルであり、その後、新規契約設定時に結ばれるAT&Tの割引を適用したアクティベートの過程において、その金額が実際に割り引きされることになるそうです。
一方、ほかの端末を割り引き価格で購入して契約を交わしたAT&Tの顧客は通常の割引対象にはならず、また、法人契約者やApple直営店の従業員なども通常の販売プロセスを適用しない特別なケースになります。
Appleでは、これらの顧客向けのサービスとして、AT&Tによって割引の対象となるかどうかを確認できる自宅での特別な事前資格審査サイトを設けているそうです。これにより、ユーザはアカウント設定が自宅で可能となり、直営店で「iPhone 3G」購入時にですべての準備が整っている状態になります。
EasyPayの端末で確認できる新しい「Home（自宅）」というオプションによって、自宅での事前資格審査のステップが使えて、iPhone 3G新規契約をスピーディに扱うことが可能となります。
つまりは、「Home（自宅）」という販売形式は、米国でロック解除「iPhone」を販売するということではなく、もっといえば、契約の縛り無しで、割引前の価格で販売するというものでもないということになります。
また「iPhone 3G」の8GBモデルが品薄状態になっていることから、8GBモデルが廃止されて、新たにメモリ容量が拡張された32GBモデルが出るのではないかとされる件については、8GBモデルは広く人気があり直営店の状況を確認したところ、すぐさま8GBモデルが無くなるような計画は無いようです。