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低消費電力Atom搭載ネットブック好調、米ノートPC市場上位独占

AppleからもAtom搭載のサブノートが発売されるか?

MacRumorsでは、Cult of Macで指摘されているように、AsusやAcer、Dellなどから発売されている、機能が絞り込まれネットに特化された「ネットブック」が好調で、米Amazonのノートパソコン・ランキングでは、AppleのMacBook以外はすべてネットブックが上位を占めていると伝えています。

ネットブックとは、安価かつ軽量で、インターネットとワープロに機能が絞り込まれた小型ノートパソコンのことで、以前からこのカテゴリはあったものの、今年に入ってIntelが、低消費電力のプロセッサプラットフォーム「Atom」をリリースしたことで一気に注目を集め、各社から続々と搭載機が製品化され販売され始めています。
おおむね9〜10インチのスクリーンが採用され、価格は329ドル前後。アナリストの指摘によれば、低迷する米経済が人気を後押ししているとのこと。
また、このような流れのなかで、Appleも「MacBook」の価格を引き下げるのではないかと指摘されています。
さらに、Appleも「Silverthorne」の開発コードで知られてきたこの「Atom」を新たなモバイルデバイスに採用するのではないかと噂されています。
一時期噂になったサブノートは結局「MacBook Air」へと姿を変え、本当の意味でのサブノートやウルトラモバイルの席は空のままですが、一部のアナリストは、ミニタブレットかNewton風の新たなマルチタッチデバイスが発表されるのではないかと主張しています。