BlackBerry Bold- iTunesとも連携できるマルチメディア機能満載のiPhoneキラー
NTTドコモとカナダResearch In Motion(RIM)が、RIM社のスマートフォン「BlackBerry Bold」を2008年度第4四半期(2009年1月〜3月)から日本市場で発売すると発表しています。
BlackBerryは、世界でこれまでに1,900万台以上を販売した実績を持つスマートフォンの人気機種で、「Bold」はその最上位機種になります。
最大3.6Mbps通信に対応したFOMAハイスピード(HSDPA)や無線LAN機能(IEEE802.11a/b/g)を搭載することで高速通信が可能となり、PC版Webサイトや大容量のデータ送受信も快適。入力方式はQWERTY配列のキーボードに加え、指先でボールを転がすように操作するトラックボールを採用し、HGVAの高画質液晶では毎秒30コマの滑らかな映像が表示可能で、MP3やWAV、AACなどの音声ファイルの再生やYouTubeの閲覧も行えます。
また、BlackBerryメディアシンクアプリケーションの利用により「iTunes」との連携を実現し、楽曲やプレイリストの管理ができるなどマルチメディア機能も充実。
その他、電子メールに添付された、Microsoftオフィス書類やPDFファイルの閲覧機能を搭載しており、microSDHC、Bluetooth、USBコネクタ、200万画素CMOSカメラなどを装備。世界172の国・地域で利用可能な「WORLD WING(3G+GSM)」採用。「ブラックベリーエンタープライズソリューション」のほかに個人向けには「ブラックベリーインターネットサービス」に対応。高さ114mm×幅66mm×厚さ15mm、重量約136g。内蔵メモリは128MB、1GB(ストレージ用)。
Reutersによると、ドコモの山田隆持社長は、スマートフォンの入力装置の操作性や端末のデザイン性の向上を通じて、従来の法人やニッチ層から個人へと利用者層が広がる環境が整ってきたとの認識を示し、
パソコンの利便性を掌に凝縮したスマートフォンを利用してもらいたい。新たな需要や2台目需要を喚起したい
と述べたそうです。
本商品は2008年9月30日(火曜)~10月4日(土曜)に幕張メッセで開催される「CEATEC JAPAN 2008」のドコモブースへも参考出展されます。