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金融危機のなかAppleはまだマシなポジション、米アナリスト

AppleInsiderは、Piper JaffrayのApple担当アナリストGene Munster氏がクライアント宛のメモのなかで、9月29日(米国時間)に18%近く下落し、この1年の最安値(105.26ドル)を付けたApple株式に関して、継続的な世界不況への懸念が、ハイテク関連の株式投資に多大な悪影響を与えるだろうと述べる一方で、Appleは他のハイテク企業よりもこの混乱を乗り切るのに割とマシなポジションに位置していると結論づけると言及したと伝えています。

Munster氏のMac出荷台数に関する見積りはウォール街の数値よりかなり楽観的ではありますが、ウォール街のMacに対する見方は、米耐久消費財のデータおよび2週間前に出された市場調査会社NPDグループの前年比データ(Macの成長率が7月の前年比43%から8月の23%へと低調になったこと)からのものであり、今後新製品のラインナップ(MacBook, MacBook Pro, iMac)が発表され、昨年8月のiMacの時のようなきっかけを掴めれば、2009年度に16%(最初の四半期には19%)という成長率の到達も可能であると指摘しています。