Mac、Safariのシェア上昇、iPhoneは3G効果で3ヶ月で70%増 – オンラインシェア
Webトラフィック解析サービスNet Applicationsによる9月の調査結果によると、オンラインユーザのApple Mac OSのシェアが8月の7.86%から9月は8.24%へと上昇、Safariのシェアも8月の6.37%から9月6.66%と数字を伸ばして、ともに過去最高のシェアを記録しました。
好調なMac OS、iPhone OSも大きく上昇
Mac OSが8%を超えたのは初めてであり、内訳はIntelベースが先月の5.44%から増加して5.84%に、PowerPCベースは先月の2.42%から若干数字を上げて2.45%になっています。
一方のWindows OSは8月の90.66%から90.28%になりシェアを落としています。
Appleのスマートフォン「iPhone OS」は着実にシェアを拡大しており、8月の0.30%から9月は0.32%へ数値を伸ばしています。Linuxのシェア0.91%も視野に入って来ました。「iPhone OS」はWin、Mac、Linuxに次ぐ4番目のシェアを誇るOSということにもなります。
「iPhone 3G」が世界で同時発売となった7月以降の伸び率は特に顕著であり、7月の0.19%から比較すると9月はおよそ70%も増加したことになります。
FireFoxのシェア後退
これまで順調に成長してきたFireFoxのシェアが8月の19.73%から9月は19.47%へ若干減少しました。GoogleのChromeが0.78%で4位に初登場しており、FireFoxからシェアを奪う格好になっています。
*Net Applicationsのデータは約40,000のWebサイト(主としてe-コマースサイトや法人サイト)から収集した統計です。
*Windowsの数値は、MacのWindows仮想化利用がわずかに貢献している可能性があります。