次期iPhoneアップデート2.2で絵文字機能が搭載されるようだ
MacRumorsでは、次期「iPhone OS」ソフトウェアアップデート(ファームウェア)v2.2では、日本の絵文字が新機能として搭載されると伝えています。
搭載されるのは160個の絵文字だとされており、現在の「iPhone 3G」には絵文字機能が無く、日本市場でiPhoneの売上が伸び悩んでいる原因のひとつとして指摘されてきました。
ただ、最新のiPhone2.2ファームウェアは待望の絵文字を含んでいるとしながらも、現時点では、アクセスしやすいユーザ環境には無いようです。掲載したスクリーンショットは、公開されていないAPIを使って生成されたもので、UIKit.framewokにある唯一のアートワークファイルに格納されているとのこと。
スクリーンの下に示されたアイコンのうち、左から2番目の時計アイコンが最近使ったアイコン履歴へのアクセスとなり、ほかのアイコンではそれぞれのカテゴリに属す絵文字へアクセスできるとしています。
【Tsugawa.Tv’s Vision】
日本市場への配慮。
日本では、利用料金が割高である点、絵文字やお財布ケータイなど日本独自機能へ対応していない点が販売不振の要因になっているようです。
アナリストは、日本における需要が当初予想された3分の1程度にとどまっており、販売台数の見通しも下方修正していると指摘しています。
今回の絵文字機能の搭載は、全世界で「iPhone 3G」が力強いセールスを示しているなかで、日本などセールスが伸び悩んでいる一部の国へのテコ入れ策のひとつと言えるでしょう。
案外、ほかの国でもヒットするかも?
日本の「Emoji」が、「Manga」や「Kawaii」などと肩を並べるのもそう遠い日でもないかもしれません。