Adobe Systemsは、SafariやInternet Explorer、FirefoxなどのブラウザやAdobe Flashなどを対象にした「クリックジャッキング(Clickjacking)」(攻撃者により細工されたWebサイト上でブラウザのリンクを勝手にコントロールされる脅威)について、「Flash Player」における回避策を公表しています。
これによると、Adobe Flash PlayerのSettings Manager「グローバルプライバシー設定パネル」にアクセスして、「常に拒否」を選択後、「確認」ボタンをクリックすれば、クリックジャッキングの影響を受けること無くなります。
しかし、アクセスを許可したいサイトも、アクセスが不可能となるため、サイトごとに設定を変えたい場合には、「Webサイトのプライバシー設定」パネルにおいて、カメラおよびマイクにアクセスするためのプライバシー設定をカスタマイズできます。
なお、クリックジャッキングの問題を修正版したFlash Playerのアップデートは、10月中には公開される予定。