日本時間1月31日23時30分から2月1日0時25分の間に表示されたGoogleの全ての検索結果において、「このサイトはコンピュータに損害を与える可能性があります。」というメッセージが表示されました。
Googleのマリッサ メイヤー検索製品・利便性向上副社長は、同社の公式ブログのなかで、今回の誤った表示は単純な人的ミスが原因だとしています。
この表示は通常、コンピューターに損害を与える恐れのあるサイトからユーザを保護するために、損害を与える可能性のあるURLが検索結果にあらわれた場合にだけ表記されるものです。
これらURLリストは、StopBadware.orgという非営利団体と共同で人的および機械的に管理していますが、今回このリストの更新作業中に、人為的ミスによって “/” というパターンが誤って混入していたため、全てのURLがこのパターンにマッチしてしまうという事態が発生したとのこと。
同社エンジニアリングチームが問題を発見しリストの訂正を行ったとしながらも、約40分間、誤ったメッセージが表示されてしまったと説明しています。
御迷惑をおかけしたユーザーの皆様、およびに、誤ったメッセージをともなって検索結果に表示されたサイトオーナーの皆様に深くお詫び申し上げます。今後は問題の再発防止につとめて参ります。
