フォント製品を提供するモリサワが、「ユニバーサルデザインの考えに基づいたフォントを開発中である」と表明しています。
これによると、モリサワフォントは、印刷・出版・Web・組込み機器など非常に多くの場面で利用され、多くの人々の目に触れる機会が多いため、ユニバーサルデザインに対応した書体を制作することにより、これまで以上に多くのユーザに利用されやすいものになることで、各業界でのユニバーサルデザイン対応への促進がなされると考えているとしています。
現在、ゴシック体・丸ゴシック体を開発中であり、2009年秋リリースを予定しています。
また明朝体も開発に着手しています。(発売時期は未定)
モリサワによると、「モリサワユニバーサルデザインフォント」のフォーマットはOpenTypeで、文字セットはAdobe-Japan 1-4準拠、さらに開発にあたって、次の3つのキーワードに注視しているとのこと。
- 文字の形がわかりやすい形状
- 読み間違えにくい形状
- 文書が読みやすい形状