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米Amazon – 薄くなった電子書籍リーダー新モデル「Kindle 2」発表

米Amazonが、米国時間2月9日にNY Morgan Libraryで行なわれたプレス向けイベントにおいて、ワイヤレス電子書籍リーダーKindleの最新版「Kindle 2」を発表しました。

今日のイベントで、当初の予想通りに新型の「Kindle 2」が、AmazonのJeff Bezos CEOによりAppleライクに紹介されましたが、現地での反応はやや冷ややかなもののようです。

価格は据え置きの359ドル、サイズは厚さが前モデル(17.8m/m)のおよそ半分となる(約9.1m/m)になったものの、重量はわずかに3g軽い289gで、スクリーンディスプレイには、要望の多かったカラー表示採用が見送られ、6インチ600×800ピクセルの解像度も変更無し。最新E-Ink電子ペーパー技術採用により以前の4階調グレースケールから16階調にコントラスト向上が計られています。
オンボードメモリ容量が256MBから2GBへアップグレードしたことで、保存可能な書籍が約200冊から約1500冊分にまで向上し、さらにバッテリ寿命が25%伸びたことで、1度の充電で普通の読書なら2週間以上可能となります。

ページ切り替えは初代Kindleよりも20%高速になり素早くページがめくれるようになっていて、改良された両サイドのボタンキー配置や新しいジョイスティックコントローラにより操作性がアップしています。
また、新しい「Text-to-Speech」により、テキスト読み上げ機能が追加されています(読み上げは男女や速度も選択可能)。
「New Oxford American Dictionary」(電子辞書)が内蔵されたことで、読書の途中でも単語の意味を調べることができるようになったほか、Kindle間で同期ができるブックマーク機能「Whispersync」が新たに搭載されています。
Sprintの3Gワイヤレス対応のみは変わらず、現在利用可能な書籍は約23万冊。60秒以内に書籍をダウンロードできるとしています。

いくつかの新機能が追加され、デザイン性や操作性の向上が見られるものの、初代Kindleのマイナーアップデートという見方が支配的で、予想を超えるような発表は一切行われなかったに等しいでしょう。
この日一番盛り上がったのは、作家のStephen King(スティーブン・キング)氏が壇上に登場し、Kindleのみで入手可能となる新作「Ur」を発表したシーンでした。

「Kindle 2」の出荷開始予定は2月24日となっており、オンラインストアで予約を受け付けています。

[Amazonプレスリリース]