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【MWC 2009】Sony Ericsson – 1210万画素カメラ搭載タッチスクリーン携帯「Idou」などを発表

Sony Ericssonが新ブランド構想「Entertainment Unlimited」のもと新製品「W995 Walkman」と新コンセプト携帯「Idou」を発表

Sony Ericsson (ソニー・エリクソン) が、今日からスペインのバルセロナで開催されるモバイルの祭典「Mobile World Congress 2009」(MWC 2009) キックオフ直前に、フライング・プレス向けプレイベントを行い、新しい音楽携帯電話「W995 Walkman」と2009年後半に発売される予定のエンターテインメント系フルタッチパネル携帯電話「Idou」(コードネーム:アイドゥー) などを発表しています。「Idou」のティザーサイト (プロモーションサイト) はこちら

Sony EricssonはMWC 2009開幕前日に、携帯電話の新ブランド・コンセプト「Entertainment Unlimited」をアナウンスして、今後の携帯電話事業において、エンターテインメント機能をさらに強化する戦略を打ち出しました。
Entertainment Unlimitedとは、リッチなコンテンツやユニークなアプリケーション、最高のエンターテインメント体験をミックスして届けるという新たなブランディングであり、音楽やイメージ、ゲーム、コンテンツサービスおよびアプリケーションをユーザが共有できるように無限の機会を提供する戦略であるとしています。

この新しいブランド構想のもと、「Idou」(アイドゥー) と呼ばれるフルタッチパネル式スマートフォンが発表されました。
「Idou」は、まだ最終的な製品名ではなく、現在進行形で開発が進められているコンセプトプロダクトであり、同社によれば、Walkman携帯やCyberShot携帯のテクノロジをミックスさせた最上位の機種に位置づけられる製品とのことです。
Idou」の現在判明している主な仕様としては、キセノンフラッシュを搭載した1,210万画素カメラ、3.5インチ・16:9 のワイドタッチスクリーンパネル採用、Symbian OS搭載、Java対応、コンテンツ配信サービス「PlayNow」対応など。
「Idou」は「移動」が語源というのはさすがSonyで、日本の遺伝子を持つ企業としての意地が垣間見えます。「新たなる次元への移動」とでも受け取れそうな開発コード名。
正式発売は2009年後半が予定されています。
まさに、Sonyの写真(サイバーショット)、動画・音楽(ウォークマンPlayer)、ゲーム(PSP)などのエンターテインメント機能がひとつに融合された結晶と表現されるような製品になるようです。


Sony Ericsson 新製品 Idou at MWC09

この日Sony Ericssonは「Idou」に加えて、エンターテイメント性が強化されたWalkman携帯電話の新モデル「W995」を発表しています。

W995は、ビデオ再生機能を特徴とした8.1メガピクセルカメラ搭載のWalkmanシリーズ最新モデルで、初めてMedia Goが搭載された機種となります。
Media Go」とは、携帯電話とPC間でシームレスにオーディオや写真、ビデオなどのメディアファイルを転送可能とするアプリケーションで、このほかにもW995では、プレイリストを自動同期する「Automatic sync」やマルチメディアのフォーマットを最適に自動変換する「Auto Convert」、プレイリストを自分の気分で楽しめる「SensMe」、簡単操作でダウンロードできるポッドキャスト機能「Podcasts」などが提供されます。

W995主な仕様は、2.6インチ (240×320) ディスプレイ搭載、8.1メガピクセルカメラ(16倍デジタルズーム)、ステレオスピーカー内蔵、Wi-Fi/Turbo 3G通信機能およびGSM/GPRS/EDGE 850/900/1800/1900とUTMS/HSPA 900/2100に対応、Bluetooth搭載、メモリ118MB、Memory Stick Micro (M2) をサポート、3.5ミリジャック、本体サイズ 97.0 x 49.0 x 15.0 mm、重量113.0gなど。カラーは、プログレッシブ・ブラック、コズミック・シルバー、エナジェティック・レッドの3色。
2009年第2四半期に一部エリアで出荷予定となっています。


Sony Ericsson 新製品 W995 Walkman at MWC09