米Intelは米国時間3月30日、Nehalem(ネヘイレム)世代の最新マイクロアーキテクチャに基づくサーバ/ワークステーション向け新プロセッサ「Xeon 5500」シリーズ14製品と「Xeon 3500」シリーズ3製品を発表しました。
45nm Hi-k の次世代マイクロアーキテクチャーに基づく「Xeon 5500番台」は、開発コード名「Nehalem-EP」と呼ばれてきた、デュアルソケットタイプのNehalem世代プロセッサであり、すでにAppleの「Mac Pro」では先行して搭載されています。
最上位の「W5580」は動作周波数は最大3.20GHzであり、最下位の「E5502」がデュアルコアである以外はすべてクアッドコアとなっています。新しい「Xeon 5500」は、「同5400」に比べて、性能が約2倍向上するとされています。
Intelでは、メモリー、I/O を含めたプラットフォーム全体の技術革新によって、性能や電力効率、仮想化における付加価値を飛躍的に高めたとしており、ITの効率化とともにIT環境に対する配慮が同時に実現できるとしています。