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一太郎・ATOKのジャストシステムがキーエンス傘下に、業績低迷で45億円調達

ジャストシステムがキーエンス子会社に

 

一太郎・ATOKのワープロ変換ソフトで知られるジャストシステムは3日、計測機器大手のキーエンスと資本・業務提携を締結したと発表しました。

 

ジャストシステムは、2006年3月期から4期連続最終赤字などと業績が低迷しており、キーエンスを引受先とする第3者割当増資により45億円を調達、運転資金を確保して、今後の経営立て直しを図るとしています。
これにより、キーエンスはジャストシステム発行済み株式の約44%を取得して筆頭株主となり、持分法適用関連会社としてジャスト社を傘下に収め、今後、ジャスト社のソフト技術力や商品及び開発力といった経営資源を支援して、共同で商品の開発などを行う方針。
また、ジャストシステムは、今後も引き続き一太郎やATOKなどのデスクトップ製品やConceptBaseやxfyなどのエンタープライズ製品を開発・販売していくとしています。