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Microsoft、Microsoft Online Servicesの提供価格や早期申込割引などを発表

MSの新しいホスティングサービスの価格やキャンペーン内容などが明らかに

 

マイクロソフトは4月6日、企業向けソフトウェア機能を同社運用のデータセンターからネットワーク経由で提供する「Microsoft Online Services」の提供価格と早期申込割引キャンペーンおよび販売支援パートナーを発表しました。

 

同社は、Exchange Online、SharePoint Onlineなどを含む「Microsoft Business Productivity Online Suite(BPOS)」を2009年4月末までに日本国内で提供開始予定で、昨年11月から先行提供している米国ではすでに多くの顧客に利用されているほか、日本で3月10日から提供している無償試験運用(日本語ベータ)には、約1ヵ月間で500社以上が登録をしているとのことです。

マイクロソフトでは、サーバーソフトウェアで実績のある、Microsoft Exchange Server、Office SharePoint Server などの主要機能を、Microsoft Online Services として提供することで、従来の、企業内にサーバーを設置する形態や、パートナー企業のホスティングによるサービスの提供に加えて、マイクロソフトが自社で運用する形態が追加されることから、顧客の多様な環境や要望に適した、ITシステムの新しい選択肢を提供できると指摘しています。
また、パートナー企業に対しても、より多くの顧客に提案しやすくなることや、設置型と比較して短期間でのシステム構築が可能となることなどにより、新たなビジネス機会を提供できるとしています。

 

提供価格(税別)は、Exchange Onlineが、1ユーザーあたり月額1,044円、Office SharePoint Onlineが月額757円、Office Communications Onlineが月額261円、Office Live Meetingが月額800円、これら4つのグループウェアのスイート (統合) 版であるBPOSが月額1,567円となっています。
また、Webブラウザーからのアクセスのみに限定した「Deskless Worker(デスクレス ワーカー)」に関しては、Exchange Online Deskless Worker、Office SharePoint Online Deskless Workerが、それぞれ1ユーザーあたり月額209円、2つのサービスの統合版である「Deskless Worker Suite」が月額313円という設定。1つの企業、組織において、通常版と Deskless Worker の混在環境で利用も可能。

 

<価格表>

Exchange
Online
Deskless
Worker
SharePoint
Online
Deskless
Worker
Deskless
Worker
Suite
Exchange
Online
SharePoint
Online
Office
Communications
Online
Office
Live Meeting
Business
Productivity
Online Suite
(BPOS)
209円 209円 313円 1,044円 757円 261円 800円 1,567円
SA付きライセンス Enterprise CAL / Core CAL Office Live Meetingは、
ステップアップ価格なし
Enterprise
CAL
Core
CAL
Exchange
Server CAL
SharePoint
Server CAL
Office
Communications
Server CAL
ステップアップ価格 899円 555円 195円 1,037円 1,269円

*いずれも250ユーザー未満の規模で利用した場合の1ユーザーあたりの月額価格。ユーザー数に応じてボリュームディスカウントが提供されます。

 

このほか、早期申込割引キャンペーンや販売支援パートナーなどの詳細は、マイクロソフト社のプレスリリースに記載されています。