最新Intel Nehalem Xeon プロセッサ搭載、2倍の処理性能と大幅な省電力化を実現
日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は4月9日、x86サーバー「HP ProLiant(エイチピー・プロライアント) サーバー」の新世代機「Generation 6(G6)」11シリーズを発表しました。
「HP ProLiantサーバー G6」は、最新のインテル Xeon プロセッサ 5500番台(開発コード名:Nehalem)を搭載し、高速なDDR3メモリ、I/Oに従来の2倍の最大転送速度をもたらすPCI Express Generation 2の実装により大幅にパフォーマンスが向上しており、旧機種と比較して約2倍のパフォーマンスを発揮します。
また、幅広いモデルで2009年9月発表予定の2.5インチSSD(Solid State Drive)に対応し、高速なブート・リブート環境も実現可能です。
さらに、省電力設計のXeonプロセッサ 5500番台やDDR3メモリ、 高効率DC変換のパワーサプライを採用することで、アイドル時は約45%、高負荷時は約27%の省電力低減を実現しています。
HP ProLiant ML150 Generation 6 | 110,250円~ | 5月下旬 |
HP ProLiant ML350 Generation 6 | 201,600円~ | 5月中旬 |
HP ProLiant ML370 DL370 Generation 6 |
324,450円~ | 5月中旬 |
HP ProLiant DL160 Generation 6 | 195,300円~ | 5月中旬 |
HP ProLiant DL180 Generation 6 | 282,450円~ | 5月中旬 |
HP ProLiant DL360 Generation 6 | 267,750円~ | 5月中旬 |
HP ProLiant DL380 Generation 6 | 282,450円~ | 5月中旬 |
HP ProLiant BL280c Generation 6 | (近日公開予定) | |
HP ProLiant BL460c Generation 6 | 276,150円~ | 5月中旬 |
HP ProLiant BL490c Generation 6 | 370,650円~ | 5月中旬 |
エントリーモデル「HP ProLiant ML/DL100シリーズ」では、導入を容易にするEasy Set-up CDやSmartStart Scripting Tool Kitなどを提供するほか、Insight Management Agent(IMA)に対応し、システムマネジメントホームページからサーバー稼働状況の監視が可能になっています。Lights-Out 100iを標準搭載し、追加ライセンスを購入することで遠隔地からのコンソール操作を可能にするVirtual KVM機能を使用可能。
HP ProLiantサーバー内蔵の管理機能は「HP ProLiant Onboard Administrator」という新ブランドで提供され、Integrated Lights-Out 2(iLO2)やLights-Out 100iを中核とした遠隔操作や、サーバー稼働状況の監視、電力・温度監視機能が提供されます。
ブレードサーバー「HP ProLiant BL460c G6」、「HP ProLiant BL490c G6」では、オンボード10GbEを標準で2ポート搭載しており、HPバーチャルコネクト Flex-10 と併用すれば、平均2.5GbEを8ポートとして使用できます。さらに各ポートは100Mbから10Gbまで管理者が自由に帯域幅を設定可能。
また、10GbEオプションの増設により最大24ポートまで拡張で、多数のセグメントに接続するサービスのインフラとしても利用可能。
2Uのラックマウント型サーバー「HP ProLiant DL380 G6」は、最大16個のハードディスクが搭載でき、4つのネットワークポートを標準装備するなど、従来製品の2倍の拡張性を持ちます。さらに内蔵バックアップ装置「HP StorageWorks RDX 5000」を搭載可能で、データバックアップのニーズに対応します。大容量のディスクカートリッジを利用することで、従来のDATドライブに比べてバックアップ作業の効率化および運用コスト削減を実現します。
同日、日本HPは、上記新世代機の発売にともない、システム移行支援サービスメニューを拡充して、システム移行に伴うリスクを低減し、スムーズな移行を支援する7つのサービスを発表しました。