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ニコン、バリアングル液晶搭載のデジタル一眼レフ「D5000」を発表

12.3MP、2.7型バリアングル液晶モニタ、HD動画撮影、19種類のシーンモード搭載のデジタル一眼エントリー機

 

ニコンイメージングジャパンは14日、バリアングル液晶モニタを搭載し、ライブビュー、動画撮影(720p)が可能なデジタル一眼レフカメラ「D5000」を5月1日に発売すると発表しました。
ボディーカラーはブラックのみ。価格はオープンプライスですが、実売価格はボディー単体で8万5,000円前後、レンズキット(AF-S DX NIKKOR 18-55mm F3.5-5.6G VR付き)が10万円前後、ダブルズームキット(レンズキットのレンズとAF-S DX VR Zoom NIKKOR ED 55-200mm F4.5-5.6G [IF] 付き)が13万円前後の見込み。

 

D5000」は、上位機種と同等の有効画素数12.3メガピクセルのニコンDXフォーマットCMOSセンサーを搭載し、ISO 200からISO 3200まで幅広い感度で撮影できるほか、Lo 1(ISO 100相当)までの減感やHi 1(ISO 6400相当)までの増感設定も可能。
ライブビュー撮影に対応し、液晶モニタに2.7型バリアングルモニタを採用することで、手前に180°開き、開いた状態で反時計回りに180°、時計回りに90°回転し、自在な撮影アングルを実現しています。
さらに、19種類のシーンモードを搭載して、撮りたいシーンに最適な設定で素早い撮影が可能になっています。

11点のフォーカスポイントを持つ「マルチCAM1000オートフォーカスセンサーモジュール」を採用することで、動いている被写体もとらえやすく、高精度なピント合わせが可能。
動画撮影機能「Dムービー」を搭載し、一般的なビデオカメラよりも、被写界深度(ピントの合う範囲)が狭いので、レンズのボケ味を生かして撮影できます。フレームレートは 24 fps、記録サイズは高精細テレビ(HDTV)での再生に適した1280×720(720P 相当)のほか、640×424、320×216から選択可能。動画ファイルはAVI形式で、HDMI規格に対応した外部出力端子を装備しています。

 

その他の特長として、指定した被写体をカメラが記憶し、被写体が動いても自動的に追いかけてピントを合わせるターゲット追尾(ライブビュー撮影時)機能や、撮りたいものに応じて選べる4つのAFモード(ファインダー撮影時)、実装状態で10万回のレリーズテストをクリアした仕様の高信頼性シャッターユニット、自分の好みのデザインを選べる、見やすいインフォ画面、視野率約95%の明るく見やすいファインダーなど。
サイズは約127(W)×104(H)×80(D)mm、質量約560 g(バッテリー本体、SDメモリーカード、ボディーキャップを除く)。