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マイクロソフト、「Office Communications Server 2007 R2」を5/1から提供開始へ

ユーザ間の合理的なコミュニケーションを実現する通信ソリューションを提供

 

マイクロソフトは20日、「Microsoft Office Communications Server 2007 R2 日本語版OCS R2)」を5月1日より提供開始すると発表しました。

 

OCS R2は、2007年11月に提供開始した「Office Communications Server 2007」の最新版で、音声機能の強化による柔軟なコミュニケーション環境の提供、一元化された電話会議・ビデオ会議機能によるコスト削減、業務アプリケーションとの連携などが提供されます。

 

180日限定のOffice Communications Server 2007 R2試用版もあり、ソフトウェア評価期間中、適切なタイミングで有益なリソース情報が提供されます。

OCS R2の主な強化ポイントは以下の通り。

  1. ワークスタイルに即したコミュニケーションツールの提供
  • アテンダント コンソールと代理機能:
    通話管理のための新しいツールである「アテンダント コンソール」を利用することで、他のチームメンバー宛の電話を受けたアシスタントが、複数の着信通話に対応し、目的の受信者に迅速に通話を転送することができます。委任機能により、上長や他のチームメンバーは、通話の完全な管理をアシスタントに任せることができます。
  • デスクトップ共有:
    シームレスなデスクトップ共有機能により、社外のPCやMacintosh、Linuxなどの異なるOS環境にあるユーザーが、Webブラウザーを通して共同作業することができます。
  • モビリティとワンナンバー:
    外出先のユーザーは、Windows Mobile端末を利用して、プレゼンス(在籍情報)の確認や、IM(インスタント メッセージング)を行うことが出来るほか、会社で使用しているのと同じ電話番号を使って受発信できます。
  1. コスト削減、運用負荷軽減
  • ダイヤルイン会議:
    電話会議システムやサービスを別途契約しなくても、OCSで一元化されたWeb会議、電話会議機能を利用できますので、電話会議にかかるコストを削減することができます。
  • 応答グループ:
    コールの処理(ラウンドロビン(設定した順番で着信するように制御)、長時間保留、同時着信)、ルーティング、キューイングといった着信コールに関するワークフローをユーザー自身が柔軟に設定できます。
  1. 業務アプリケーションとの連携を強める拡張性
  • より柔軟な開発環境の提供によりビジネス プロセスを効率化: 
    Microsoft Visual Studioなどの開発ツールを利用して、アプリケーションを連携させたり、業務システムの中にコミュニケーション機能を組み込んだりすることが可能となり、ビジネスプロセスの効率化を実現できます。
  • Office Communicator Web Access の AJAXベースの開発キットを提供:
    専用のクライアント ソフトウェアを必要とせず、インターネット接続とWebブラウザーだけで、IM、プレゼンス、通話管理、デスクトップ共有などの機能を利用することができる、Office Communicator Web Access の機能を拡張するために、AJAXベースのソフトウェア開発キット(SDK)を提供します。これにより、様々なWebブラウザーに対応したWebアプリケーションにコミュニケーション機能を組み込むことが可能となります。