企業向けソフトウェア大手Oracle(オラクル)は4月20日(米国時間)、経営不振が続くコンピュータ大手Sun Microsystems(サン・マイクロシステムズ)を、1株あたり9.50ドル(現金)で買収すると発表しました。買収総額は74億ドル(約7,300億円)。
Sun Microsystemsを巡っては、IBMによる買収交渉が今月初めに決裂したばかりでした。
Oracleは、Sun買収により、ソフトからハードまで総合的に幅広いサービスを展開して、世界市場での競争力を高める狙いがあります。
米株式市場ではこの発表受け、現在、Sunの株価が35%以上も上昇し、一方のOracleは3%近く下落しています(速報値)。