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米Amazon、9.7インチスクリーン+PDF注釈機能搭載の新型「Kindle DX」をまもなく発表か

Amazon.com、大型ディスプレイを搭載し多機能になった「Kindle」の新モデルを発表へ

 

米インターネット小売り最大手Amazon.comが、今週水曜(米国時間)に電子新聞や雑誌、教科書向けに大型ディスプレイを搭載した電子書籍端末「Kindle」(キンドル) の新機種を発表するのではないかと米メディアが報じるなか、Engadgetでは、「Amazon Kindle DX」と仮に呼ばれるこの新モデルは、現行モデルの6インチに対して、より大きい9.7インチのスクリーンが搭載され、さらに注釈機能が採用されたPDFリーダーも新たに組み込まれるようだと伝えています。

 

この新製品発表に伴い、New York Times紙の「Kindle」による購読料金が、現状の月額13.99ドルから9.95ドルへ引き下げられるという噂もあるようです。

 

また、Wall Street Journalによると、ケースウエスタンリザーブ大学では、今秋から一部の学生が、化学やコンピュータサイエンスなどがインストールされた新型「Kindle」を、教科書として試験的に使用するとのことです。
そのほかにも、ペースやプリンストン、リード、ダーデンなどの大学もこの「Kindle」プロジェクトに参加するとされています。
スクリーンが大きくなることで、チャートやグラフの描写品質が向上して、教科書として利用可能になるようです。
また、WSJの記事によれば、現行サイズのスクリーンでは、新聞や雑誌の広告を載せるスペースが無いことから、「Kindle離れ」につながるとも言及されています。