大容量512GB搭載の12.1型ワイド液晶dynabookを直販サイトで販売開始、価格は398,000円から
東芝は5月14日、世界初となる512Gバイト容量のSSD(Solid State Drive)を搭載した、モバイルノートPC「dynabook SS RX2/WAJ」を商品化し、同日より直販サイト「東芝ダイレクトPC by Shop1048」で販売開始すると発表しました。
「dynabook SS RX2/WAJ」は、1素子あたり2ビットのデータを保存できる多値NANDを採用し、高速・並列動作可能とする新開発コントローラを搭載。従来SSD比で、読み出し速度が約2.3倍の230MB/秒、書き込み速度が約4.5倍の180MB/秒(従来HDD比で、読み出し速度が約3倍、書き込み速度が約2.5倍)という高速データアクセスが可能になっています。
加えて、高速回転するディスクなどの機械構造をもたないため、耐振動性と耐衝撃性に優れ、モバイルノートPCの堅牢性が強化されています。
また、バックライトなしでも太陽光源を利用して画面の視認性を高める半透過型液晶パネルを採用し、部品の薄肉高剛性化などによる省資源設計などにより環境負荷低減を実現しています。
主な仕様として、CPUは超低電圧版Intel Core 2 Duo SU9400(1.40GHz)、チップセットはモバイル Intel GS45 Express、グラフィックスはチップセット内蔵のIntel GMA 4500MHD、メモリは3GB(1GB+2GB)、ディスプレイは12.1型ワイドWXGA半透過型TFTカラー液晶(省電力LEDバックライト/1,280×800ドット)、光学ドライブはDVDスーパーマルチドライブなどとなっており、OSはWindows Vista Business SP1を搭載しています。
また、インターフェースとして、USB2.0×3、メモリーカードスロット、IEEE802.11n (Draft2.0) /IEEE802.11a/b/g対応無線LAN、Bluetooth Ver.2.1+EDR、ギガビットイーサネット、指紋センサセキュリティ機能などを備えています。
バッテリ駆動時間は約12時間、サイズは約283.0(W)×215.8(D)×19.5~25.5(H)mm、重量は1.095 kg。
「dynabook SS RX2/WAJ」のラインアップとして、通常モデル「PARX2WAJLA10W3」(398,000円)のほかに、「Microsoft Office Personal 2007 SP1 with Microsoft Office PowerPoint 2007 SP1」がプリインストールされた「PARX2WAJLD10W3」(423,000円)が用意されています。