Tsugawa.TV

ASUS、補助電源不要の低消費電力版「GeForce 9600 GT」搭載カードを発表

消費電力を40%抑えた電源コネクタ不要のPCI Expressグラフィックスカード

 

台湾ASUSTeK Computer(ASUS)は21日、GPUに省電力タイプの「NVIDIA GeForce 9600 GT」グラフィックスチップを搭載するビデオカード「EN9600GT/DI/512MD3」を同日より出荷開始すると発表しました。
価格はオープンですが、店頭予想価格は12,500円前後の見込みです。

 

「EN9600GT/DI/512MD3」は、消費電力を従来よりも約40%抑えたGeForce 9600 GT搭載ビデオカードを採用することで、低発熱と静音性が確保されており、6ピンのPCI Express補助電源コネクタが省略されて、パソコンケース内をスッキリさせることができます。
また、2スロットタイプの「Glaciator(グラシエーター)クーラー」を採用したことで、動作音がリファレンスデザインの約半分に抑えられています。

 

そのほかにも、ASUSの独自搭載機能として、画質を向上する映像エンジンドライバ「Splendid」やオーバークロック兼ハードウェアモニタソフト「SmartDoctor」が採用されています。
おもなスペックとして、コアクロックは600MHz、メモリクロックは1.8GHz、搭載メモリはGDDR3 512MBなどとなっており、出力インターフェイスとして、HDMI×1、DVI-I×1、D-Sub 15ピン×1 を備え、バスインターフェースとしてPCI Express 2.0 x16 が搭載されています。
「EN9600GT/DI/512MD3」は5月21日より出荷開始となっています。