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UQ、「UQ WiMAX」有料サービスを計画通り7/1から開始=UQ 1 Dayなど新サービスも発表

UQコミュニケーションズは6月8日、高速ワイヤレスインターネットサービス「UQ WiMAX」の商用運用を、当初の計画通り7月1日から開始すると発表しました。同日よりUQホームページで申し込みの受付を開始しています。

 

WiMAX(Worldwide Interoperability for Microwave Access)は、IEEE(電気電子学会)標準規格802.16eをもとに規格化されたモバイルデータ通信テクノロジで、無線LANと異なり理論上最大半径3kmという広範囲をカバーでき、下り最大40Mbps(理論値)の高速通信速度を実現します。
UQコミュニケーションズは、今年2月26日から6月末までをお試し期間として、東京23区・横浜市・川崎市において、「UQ WiMAX」の無料テストを行ってきており、当初のプラン通り7月1日よりサービスエリアを首都圏、京阪神、名古屋の各地域に広げて有料サービスとして提供開始するとしています。

同サービスの定額料金プラン「UQFlat」は、利用期間の拘束は無く、基本使用料4,480円/月(税込)で利用でき、登録料は2,835円(いずれも税込)となっています。
定額制「UQFlat」のほかに、必要な時だけ1日(24時間)単位で利用可能となる料金プラン「UQ 1 Day」(600円/日・10月1日から)も用意されています。

 

同社はこの日、1契約につき最大2台までWiMAX搭載機器を低料金で追加できる「WiMAX機器追加」オプションサービス(追加登録1台につき200円/月・1台目とあわせて最大3台まで登録可・2010年1月31日までは無料)や、無料の公衆無線LANサービス「UQ Wi-Fi」(全国19カ所の空港や新幹線など・10月1日から)も併せて発表しました。

 

また、データ通信カード/WiMAX Wi-Fiゲートウェイセット(Wi-Fiへの変換機能と取り外し可能なUSBタイプのデータ通信カード機能)を無償貸与し、「UQ WiMAX」を15日間無料体験できる「Try WiMAX」が7月1日より受付開始となるほか、通信環境をより詳細に確認できるように、ホームページのサービスエリア情報が7月1日にリニューアルされます。

 

この日、UQコミュニケーションズとインテルは共同で記者会見を開き、「UQ WiMAX」の早期普及に向け、現在の協力関係をさらに強化すると発表しました。
また同日、東芝、パナソニック、オンキヨーの各社は、WiMAX通信モジュールを内蔵したノートブックPC新製品を発表しており、7月以降も、NEC、エプソン、シャープ、ソニー、Dell、エイサー、ASUSTeK、HP、Lenovo、マウス、日立、富士通などからWiMAX内蔵ノートブックPCなどが順次登場する予定となっています。

 

なお、Mac OSでも「UQ WiMAX」を利用可能で、データ通信カード「UD01SS」と「UD02SS」が対応しています(要Mac OS X 10.4/10.5 日本語版)。