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アプリックス、iアプリをWindows Mobile向けに自動変換できるツール「Mobile Game Deployer」発表

MS版App Store「Windows Marketplace」対応のiアプリ移植ツール

 

アプリックスは3日、Microsoftが今秋正式ローンチする「Windows Mobile」向けアプリケーション配信プラットフォーム「Windows Marketplace for Mobile」の開始に合わせ、携帯ゲームなどをオープンプラットフォーム端末向けに自動変換する技術「Mobile Game Deployer」(MGD)の提供を開始すると発表しました。

 

「MGD」により、iモード端末向け「iアプリ」を、そのまま自動的に「Windows Mobile」向けアプリに変換可能となり、開発費用の軽減と開発期間の短縮が見込めます。
また、自動変換されたアプリは、「Windows Mobile」向けに専用に開発されたアプリと比べても遜色が無いよう、タッチパネル操作や画面の縦横表示などといった独自動作にも自動的に対応させることができるとしています。

 

同社は今年2月、NTTドコモの協力のもと、「iアプリ」をMicrosoftの「Windows Mobile」だけでなく、Appleの「iPhone」やGoogleの「Android」でも使えるようになる、オープンプラットフォーム対応に自動変換する技術を開発したと発表していました。

 

なお、Microsoftは先月27日から、「Windows Marketplace」でアプリケーションの登録受付を開始しています。
同マーケットプレースで販売されるアプリは、Windows Mobile 6以降で利用でき、App Store同様に有償・無償版が公開され、デベロッパ向けのアプリ審査には約10日を要します。