7,200rpmで業界初の2テラバイト大容量SATA HDD
日立グローバルストレージテクノロジーズは6日、ディスク回転数7,200rpmで容量2TBを実現した3.5インチHDD「Deskstar 7K2000」の出荷を開始したと発表しました。
7,200rpmの製品セグメントでは、業界初となる2TB容量のHDDで、低消費電力動作や低騒音動作を実現しながら、環境などに配慮した製品設計がなされています。
主な仕様として、インターフェースはSATA 3Gbps、バッファ容量は32MB、データ転送速度は最大1,700Mb/s、消費電力は約10%軽減され7.5W(アイドルモード)などとなっており、本体サイズは101.6(W)× 146.0(D)× 26.1(H)mm、重量は740g です。
また、大容量3.5インチHDD製品ラインアップが「Deskstar 7K1000.C」に一新されており、プラッタ1枚あたり500GB容量で、160GBから1TBの幅広い容量が用意されます。 量産出荷は、2009年四半期中(7ー9月)を予定。
日立GSTマーケティング ヴァイスプレジデントのBrendan Collins(ブレンダン・コリンズ)氏は、
本日発表した製品は、高性能デスクトップPC、ゲーム機器、ワークステーションやアレイシステムのOEMのお客様やパートナーに、確かで信頼性の高いソリューションを提供するという我々のコミットメントを実現したものです。日立GSTは、業界をリードする幅広い製品ラインアップの中から、信頼性、性能、記憶容量および低消費電力の要求を満たす最適の製品を、提供していきます
と述べています。