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マイクロソフト、「Microsoft Windows Server 2008 R2」製品体系や参考価格を正式発表

ボリュームライセンスは9月1日、パッケージは10月22日提供開始

 

マイクロソフトは2009年8月6日、次期サーバー OS「Microsoft Windows Server 2008 R2」の製品体系や参考価格、発売日を決定したと発表しました。
ボリュームライセンスは2009年9月1日から、パッケージ製品は10月22日から提供が開始されます。

 

Windows Server 2008 R2」は、大規模データセンターから中小規模企業向けまで、多様な用途に対応する6つのエディションから構成されます(「Windows Server 2008 R2 Datacenter」(463,000円)、「Windows Server 2008 R2 Enterprise」、「Windows Server 2008 R2 Standard」「Windows Server 2008 R2 Foundation」、「Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems」、「Windows Web Server 2008 R2」)。詳細なエディション構成と価格は下図参照。

 

 

 

Windows Server 2008 R2 製品体系

エディション

実行可能な

仮想インスタンス(仮想OS)数

参考価格(税抜)

ボリューム

ライセンス

パッケージ

Windows Server 2008 R2 Datacenter

基幹業務システム向けに最高のスケーラビリティと信頼性を提供する仮想化環境に最適化されたエディション。最大16ノードの大規模なクラスター構成に対応。

無制限

463,000

Windows Server 2008 R2 Enterprise

中小規模から大規模エンタープライズ向けの仮想化環境に最適化されたエディションで、高い信頼性とパフォーマンス、強固なセキュリティを提供。

4

454,000

720,000

25CAL付き)

Windows Server 2008 R2 Standard

ファイル共有、安全なインターネット接続、アプリケーションの展開など、日常業務の効率化に理想的な機能とサービスを提供する導入が容易なエディション。

1

140,000

188,000

5CAL付き)

Windows Server 2008 R2 Foundation

15 名以下の中小企業向けにファイルとプリンター共有、リモート アクセス、セキュリティ、業務アプリケーションの実行基盤などの基本機能を提供するコストメリットに優れたエディション。

OEM経由のみ)

Windows Server 2008 R2 for Itanium-based Systems

Itanium プロセッサに対応し、最高レベルの信頼性とパフォーマンス、拡張性を必要とする大規模な64 ビット データベースやミッションクリティカル システムに最適なエディション。

無制限

463,000

Windows Web Server 2008 R2

Internet Web サーバー専用 OS として、IIS 7.5を基盤にあらゆる規模の組織の Web サイト、Web アプリケーション、 Web サービスの早急な導入を可能にする。

77,500

85,800

Open Business5ライセンス以上)ライセンスを新規に購入した場合の参考価格

CAL=クライアントアクセスライセンス:サーバーにアクセスするユーザーもしくはデバイス毎に必要なライセンス

Windows Server 2008 R2は、Windows Server 2008 CALを利用可能

* Windows Server 2008 R2 DatacenterおよびWindows Server 2008 R2 for Itanium-based Systemsは、ボリューム ライセンスおよびOEMによるハードウェアへのプレインストール形態のみで提供

* Windows Server 2008 R2 Foundationは、OEMによるハードウェアへのプレインストール形態のみで提供