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東芝、Blu-ray Disc機器を年内発売へ=BDAへの加盟を申請

年内にもBDプレーヤーやBDドライブ搭載ラップトップを発売予定

 

次世代DVDフォーマット戦争で、当時ソニーや松下電器産業などが奨めていた「Blu-ray」規格に敗北し、昨年2月に「HD DVD」事業から完全撤退していた東芝は2009年8月10日、Blu-ray Disc(BD)規格の検討や策定を行う業界団体であるBlu-ray Disc Association(BDA)への加盟を申請をしたと発表しました。

 

東芝はBDAへの加盟申請について、HDDやSDカード、DVDなどの記録メディアに対応したデジタル機器の展開を図ってきたなかで、BD規格対応機器市場の拡大や流通およびユーザからのニーズに応える形として、BD規格に対応した機器の商品化を進める選択肢を持つ決意に至ったと述べています。
東芝の西田厚聡前社長(現会長)は、今年6月の株主総会において、BD機器への参入について、柔軟に対応したいと述べていました。

 

同社は今後、BD規格対応商品として、年内にはBDプレーヤーやBDドライブ搭載ノートPCの発売を目指す構え。
また、今後、具体的な商品内容や発売地域などが決まり次第、改めて発表するとしています。