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富士フイルム、RAW対応の光学式14.3倍ロングズームデジカメ「FinePix S200EXR」発表

スーパーマクロから望遠まで美しい画質を実現した「FinePix S」シリーズ新製品

 

富士フイルムは2009年8月20日、人間の眼のメカニズムに近づけた画像センサー「スーパーCCDハニカムEXR」と、フジノン光学14.3倍ズーム搭載のロングズームデジカメ「FinePix S200EXR」を9月5日より発売すると発表しました。価格はオープンですが、店頭予想価格は6万円前後の見込みです。

 

「FinePix S200EXR」は、「高解像度」、「ダイナミックレンジ」、「高感度・低ノイズ」という、シーンに応じて最適な条件で撮影できる3つの撮像方式を1つのセンサーで実現した、独自の「スーパーCCDハニカムEXR」を、35mmフィルム換算で広角30.5mm〜望遠436mmの14.3倍ズーム撮影対応ロングズーム機に搭載したモデル。
3つの撮像方式は切り替え可能で、「リアルフォトエンジンEXR」の最適な画像処理により、意図に合わせた撮影ができます。

 

主な機能として、好みに合わせたぼけ味を楽しめる「ぼかしコントロール」や、イルミネーションや暗いシーンでの静物撮影で威力を発揮する「連写重ね撮り」などが利用でき、最高感度ISO12800(フル画素でISO3200)のノイズの少ないクリアな高画質・高感度撮影が可能です。
主なスペックとして、撮像素子は1/1.6型有効1,200万画素スーパーCCDハニカムEXR、開放F値は2.8~5.3、焦点距離は7.1~101.5mm、液晶モニタは約23万画素2.7型TFT(約20万画素0.2型EVFも搭載)、記録メディアはSDHC/SDメモリーカード(内蔵メモリ約47MB)、などとなっており、サイズは約134.4(W)× 145(D)× 93.6(H)mm、重量は約820g(本体のみ)。

 

同社のデジタルカメラ用画像センサー「スーパーCCDハニカムEXR」は、映像関連製品の中からカテゴリー別に最も優れた機種に対して贈られる、「EISA(European Imaging and Sound Association)アワード」の「Best Imaging Innovation 2009-2010」賞を受賞しています。