既存ユーザもメールデータのインポートが可能に
Googleは21日、ほかのWebメールサービスに保存してあるメールと連絡帳を、まとめて「Gmail」へインポートできる機能を新たに追加したと発表しました。
新規「Gmail」ユーザはすでにこの機能を利用可能になっていましたが、今回の新たなインポート機能では、既存アカウントにも対応しています。
操作方法は、「Gmail」トップページから、①「設定」、②「アカウントとインポート」タブ、③「メッセージと連絡先のインポート」をクリックし、インポート元のメールアドレスとパスワードなどを入力する画面から、必要な情報を入力すれば完了です。
保存されているメールのボリュームによりインポートに要する時間は異なるものの、数日から一週間程度で移行可能とされています。
サポートされているメールプロバイダは、AOL、Hotmail、MSN、米Yahooなどで、日本のプロバイダは現在のところ一覧表には記載されていませんが(一覧はこちら)、@yahoo.co.jp などのWebメールでも、メールのインポートに対応しています(連絡帳のインポートは非対応。必要に応じて事前にPOPの設定が必要)。
また、必要に応じて、「今後 30 日間の新着メールをインポートする」チェックボックスをオンにすることで、以前のアカウントに送信されたメールが30日間「Gmail」アカウントにインポートされます。
ほかにも、最後にインポートしたメールに対して自動的にラベルを付けて、そのメールが使用中の別のアカウントに送信されたものであることを示すこともできます。