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キヤノン、ハイアマチュア向け1800万画素デジタル一眼レフ「EOS 7D」を10月上旬発売

「デュアル DIGIC 4」搭載で高速・高精細画像処理が可能に

 

キヤノンは2009年9月1日、ハイアマチュア向けデジタル一眼レフカメラの新製品「EOS 7D」を10月上旬に発売すると発表しました。
APS-Cサイズの約1,800万画素CMOSセンサーと、高性能映像エンジンを2個装備した「デュアル DIGIC 4」を採用し、ファインダー視野率100%と約8コマ/秒の高速連写、フルHD動画撮影に対応するのが特徴。
価格はオープンですが、店頭予想価格はボディ単体が19万円前後で、「EOS 7D EF-S15-85 IS U レンズキット」が27万前後、「EOS 7D EF-S18-200 IS レンズキット」が26万円前後の見込みです。

 

EOS 7D」は、APS-CサイズとしてEOS DIGITAL初のファインダー視野率100%を実現したほか、クラス最多となる約1,800万画素のCMOSセンサーを搭載。
「デュアル DIGIC 4」の採用により、最高約8コマ/秒の高速連写や、低ノイズ現像処理の高速化による常用ISO感度の向上(ISO100〜6400)をはじめ、多彩な画像処理機能、フルHD動画撮影、ライブビュー撮影機能など、多くの機能に磨きがかけられています。

 

そのほかの特徴として、約126枚の連続撮影JPEG(ラージ/ファイン)、AIサーボAF II、オールクロス19点AFセンサー、3分割デュアルレイヤー測光センサー採用iFCL測光システム、倍率約1.0倍の光学ファインダー、マニュアル露出対応およびフルHD動画記録機能・EOSムービー、ソリッド構造で反射を原因から抑制できる3.0型クリアビュー液晶II、水平・アオリの2軸に対応するデュアルアクシス電子水準器、マグネシウム合金製ボディ・防塵防滴構造の超流体デザイン、新設計の高画質キットレンズ/EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USMなどが挙げられます。

 

基本仕様として、画像タイプはJPEG、RAW(14bit、キヤノン独自)RAW+JPEG同時記録可能、記録画素数は最大約1790万(5184×3456)画素、記録媒体はCFカード(タイプI、II準拠、UDMA対応)、インターフェースはアナログ映像(NTSC, PAL対応)/ステレオ音声出力、パソコン通信、ダイレクトプリント用(Hi-Speed USB相当)などとなっており、本体サイズは、148.2(W)× 110.7(H)× 73.5(D)mmで、重量は約820g(本体のみ)。

 

また、アクセサリーとして11月上旬に発売されるワイヤレスファイルトランスミッター「WFT-E5B」(99,750円)では、IEEE802.11a/b/gのほか、DLNAホームサーバー機能、Bluetoothユニット対応など、ネットワーク機能が強化され、Webブラウザーを使った高度なリモート撮影機能が搭載されています。

 

キヤノンは同日、発売前に体験できる「EOS 7D & EF100mm F2.8L マクロ IS USM スペシャルプレビュー・特別体験会」を開催すると併せて発表しています。