Tsugawa.TV

Palm、webOSスマートフォン第2弾「Pixi」発表=ホリデーシーズンにSprintから発売

薄型ストレートQWERTYスマートフォン=Wi-Fi非対応

 

米Palmは9月9日、「Palm Pre」に続くwebOSベースのスマートフォン新製品として、「Pixi」を発表しました。
価格は明らかにされていないものの「Pre」より低価格帯が予想され、ホリデーシーズンにSprintから発売される予定です。また、同日「Pre」の149.99ドルへの値下げ(2年契約+Mailリベート込)も発表されました。

 

Palmがこのタイミングで最新端末を発表したのは、「iPhone 3GS」を開発するライバルのAppleが同日、メディア向けの音楽イベントを開催するためです。もっともこの日は「iPhone」抜きの「iPod」中心の発表が行われることになっているのですが、イベントキックオフ直前に新製品を発表することで、Appleへの大きな注目を少しでも和らげたいという意思(小さな願い)があるのは確実です。

 

さて、「Eos」と呼ばれて来たPalm最新モデル「Pixi」は、フルQWERTYキーボード採用のストレート型スマートフォンで、2.63インチのマルチタッチ対応スクリーン(18-bitカラー 320×400)を搭載し、本体サイズは55 (幅) ×111 (高) ×10.85 (厚) mm、重量は99.5g となっていて、「Pre」よりやや縦長で画面は小さくなったものの、薄く・軽くなっており、プロセッサや内部メモリは「Pre」より劣っています。

 

OSは独自開発のwebOSで、ネットワークはCDMA/EV-DO Rev Aのデュアルバンドに対応し、GPSやBluetooth 2.1+EDR、加速度センサーを搭載しますがWi-Fiは非搭載、カメラは2.0MP(フラッシュ付き)などとなっていて、App Catalogからアプリをダウンロードすることもできます。
ほかにも、ストレージは8GB(ユーザサイドは7GB)、各種SNS/IM/MMSサポート、3.5mmヘッドフォンジャック、Touchstone充電ドック対応など。