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Intel、「Moblin 2.1」プレビュー版公開=スマートフォンに対応

IntelのLinuxベースOS最新版

米Intelは、開発者向け会議「Intel Developer Forum (IDF) 2009」において、オープンソースのAtomプラットフォーム・モバイルデバイス向けLinuxベースOSの新版「Moblin 2.1」(ベータ版)を発表しました。
現在、デベロッパ向けのプレビュー版がMoblin.orgで公開されており、正式リリースは年内が予定されています。システム要件はAtomまたはCore 2 CPU(要SSSE3のサポート)。

 

非営利団体Linux Foundationが管理している「Moblin」は、ネットブックをはじめ、携帯機器、スマートフォン、および車載システム向けのオープンソースのOSプロジェクトで、Microsoft「Silverlight 3」のクロス・プラットフォーム性を利用することにより、デベロッパはアプリケーションを一度開発するだけで、WindowsとMoblinの両方の機器に対応させることができます。また、Adobe「Flash」もサポートされます。

 

「Moblin 2.1」では、新しいインターフェースとソフトウェアが採用され、ネットブックやネットトップ、テレビ、携帯電話など複数サイズのタッチパネルへの対応が盛り込まれ、対応デバイスの拡張が図られているほか、モバイルネットワークへの対応改善や、Linuxカーネルの更新、多言語サポート、ソーシャルネットワーキングとの連携などが提供されます。

 


Moblin 2.1 for MIDs