WSJによると、ソニーはAppleの「iPad」を含むモバイルデバイス群に対抗すべく、プレイステーション・ゲームをダウンロードしてプレイできる機能を搭載した、スマートフォンとタブレット型モバイルデバイスを開発しているようだ。
ソニーはすでに、携帯ゲーム機のPSP(プレイステーション・ポータブル)をはじめ、ワイヤレス電子書籍リーダーの「Reader」を発売している。
今回開発中と報じられたポータブルデバイスはいずれも、ソニーが間もなくローンチするデジタルオンラインサービス「Sony Online Service」と連携して、ゲームや音楽、ビデオ、電子書籍などをダウンロードして楽しむことができることになるとみられる。
米国を中心に普及しつつある「Reader」やAmazon.comの「Kindle」は、電子書籍という分野を認知させた功績は大きいものの、ディスプレイはグレイスケールであり、機能は書籍リーダーに限定されているため、Appleの「iPad」に対抗するにはあまりにもポテンシャルが低過ぎると言わざるをえない。