米Intelは27日(米国時間)、個人向けパソコン需要が当初の予想を下回っていることを理由に、第3四半期(7~9月期)の業績見通しを引き下げた。
自社による従来の売上予想は112~120億ドルだったが、この日の見通しでは、108~112億ドルへと下方修正された。アナリスト予想平均は115億ドルだ。
また、売上総利益率も従来よりやや低い65〜67%と予想している。
法人向けPCの需要は堅調に推移しているものの、米国での新学期前の個人向けPC売上が低調のようだ。
また、今後、景気が回復して個人需要が伸びたとしても、Appleのタブレットデバイス「iPad」などの台頭により、ノートブックカテゴリでの需要低下が懸念されている。
Intelは10月12日に第3四半期の業績発表を行なう予定。