HPは、今月発表した「HP TouchPad」の発売を早めるかもしれない。
Digitimesによると、今夏に発売予定だったタブレット「TouchPad」は、iPadやAndroid搭載製品に対抗するため、3月に出荷準備に入り、4月にも発売されるようだという。
一方で、Appleの「iPad 2」は当初予定の4月から6月に発売が延期になったという情報も入っている。
「TouchPad」は、HPが昨年買収したPalmの「webOS」を採用し、1.2GHzのデュアルコアプロセッサ「Snapdragon」を搭載して、16GBと32GBの2モデルがラインアップされている。
また、テレビ電話対応Webカメラ（130万画素）を実装し、マルチタスクにも対応する。
Adobeの「Flash」をサポートし、ユニークなインターフェースが盛込まれるなど、iPadやAndroidとは一線を画す独自機能が多く搭載されている。
しかし、独自OSを搭載することは失敗を許されない状況にもあるといえ、今回の出荷前倒しに至ったのかもしれない。