米Adobe Systemsは12月15日(現地時間)、Android 4.0(Ice Cream Sandwich)をフルサポートする「Flash Player 11.1」を公開した。Android Marketで無償にて入手可能となっている。これによりGalaxy NexusユーザはFlashベースのウェブサイトを閲覧可能となった。
公開された「Flash Player 11.1」には大きな変更は施されておらず、いくつかのバグが修正されたほか、安定性やパフォーマンスが向上するとされる。
Adobeは先月9日、モバイル端末向け「Flash Player」開発終了を表明しており、今後はHTML5採用を推進していく。
「Flash Player」をめぐっては、AppleのiOS端末でサポートされず両社は激しく対立していたが、Adobeは今後、AppleやGoogle、Microsoft、RIMなどと製品開発で協力していく方針だ。