スマートフォン向けネット接続サービス「spモード」を使ったメール不具合問題をうけ、NTTドコモは12月26日、25日付で山田隆持社長を本部長とする「ネットワーク基盤高度化対策本部」を設置したと発表した。
今月20日、メールアドレスが第三者のものと置き変わってしまうトラブルが多数報告され、利用者の個人情報漏洩という事態に陥った。最大10万人に影響が出た可能性がある。
すでに関連サービスは復旧しており、唯一提供が停止となっていた「電話帳バックアップ」も再開している。
ドコモはスマホ普及に伴うトラフィック増への対応やspモードサーバの増強などをポイントとして挙げており、今後のネットワークの安定的な運用および処理能力向上を実現したいとしている。