自社ブランドのタブレット端末を開発しているとされるGoogleだが、市場シェアの6割以上を占める「iPad」に対抗するのではなく、199ドルの低価格版タブレット「Kindle Fire」をメーンターゲットにしているようだと、台湾DIGITIMESが報じている。
Googleエリック・シュミット会長は先月、Googleブランドのタブレットコンピュータ投入について言及し、今後半年以内に高機能タブレットマシンを市場投入する計画だと報じられた。
Googleのサプライチェーン筋によると、Googleは今年3月から4月ごろにも、7インチサイズのAndroid 4.0(Ice Cream Sandwich)搭載タブレット端末を発表するとされ、米Amazonの「Kindle Fire」に対抗すべく、価格を199ドル以内に抑える可能性もあるとみられるという。
Googleシュミット会長はパリで開催されたLe Webカンファレンスにおいて、「6ヶ月以内にデベロッパはiOSよりAndroidを優先する」と述べており、さらに、「Androidが好きかどうかに関わらず、Androidを優先することにもなるだろう」と自信をのぞかせていた。